コロナの世とバイクライフ

世間は今もなお、コロナウィルスの影響が収まらず自粛モードが続いています。
コロナウィルスの集団感染を防ぐ対策として、「密集」「密閉」「密接」という3つの「密」
を避けることが推奨されていますが、そんな最中、バイク免許を取得する人が増えているようです。特に50代、60代の中高年層に大きな傾向がみられます。
2019年時点で、50歳代の取得件数は9年連続で増加し、取得者数は年間1万件を超えています。
この数字は10年前とくらべ2倍以上になります。
もしかして、バイクは3密の回避として有効なアイテムになるのでは?!
そこで移動手段としてだけではなく、バイクという存在を改めて見直してみました。

バイクの有効性

バイクの種類は50ccの原付からありますが、軽二輪(125㏄~)以上のモデルは趣味・嗜好性をもって乗る方が多いのではないでしょうか。
そのような乗り方をすることで、ストレス解消や健康維持、免疫力の向上などの観点から見ても非常に効果的だということです。
「病は気から」という言葉がありますが、精神が免疫力を著しく低下させることは、科学的にみても証明されています。

ストレスの解消で健康増進

実はこの精神的な影響は、脳内に微細な炎症を発生させ、身体に様々な悪影響を及ぼすことが医学的に解明されています。
現在まで、私たちは自粛を余儀なくされ、今後の生活も不透明な状況です。
今だから出来ること、新たな挑戦、をきっかけにピンチをチャンスに変えて生活していく必要が、あるのではないでしょうか。
コロナ対策をしながらも、「楽しむ」気持ちを大切に暮らしていきたいものです。
「病は気から」ということは、ストレスとは「気持ち」を変えることで、軽減すこともできるからです。
そして、免疫力が高まれば、感染リスクも抑えることができます。
バイクに乗るということを、この自粛モードの最中不謹慎という風潮もあるとは思いますが、
そのようなプラスの捉えていくことも、ときとして必要です。
家から出ずにストレスを抱えて、体調を崩すことを考えれば、3密を避ける移動手段としての選択肢であったり、「気持ち」をリフレッシュする手段として、意味をなすのではないでしょうか。

事故には注意

但し、事故を起して怪我をしたのでは本末転倒です。
特に医療機関に迷惑をかけることは、このご時世では避けなくてはいけません。
一人一人が安全運転に心がけ、あくまで実力の範囲内での運転で、無理な運転や他人の迷惑になるような運転はしないでいただきたいです。
バイクを愉しみ、コロナのご時世を乗り越える前向きな一人一人の気持ちで、このような困難な状況を終息に向かわせていくはずです。
これは「誰かの問題」ではなく「自分達の問題」なのです、一人一人が日常の行動を見直す機会です。