宿に泊まるかどうかで持っていくべき荷物は変わる

ツーリングに持っていくものを決めるとき、宿に泊まるかどうかが大きなポイントとなります。
宿泊施設に泊まることが決まっている場合、キャンプ用具は不要です。
テントや寝袋、マットなどのギアはかさばるため、これらを省くことで荷物はかなり少なくなります。

ただし、宿泊施設のタイプに合わせて日常の必需品は持っていくべきです。
ホテルや旅館なら基本的なアメニティは提供されますが、民宿やゲストハウスではタオルやシャンプーがないこともあります。
事前に確認して、必要に応じて持っていくとよいでしょう。

次に着替えで、1泊2日以上のツーリングでは少なくとも1日分の着替えを用意します。
場所や天候に応じて、暖かい服や雨具なども検討しましょう。
身分証明書、保険証、現金やクレジットカードなどはもちろん必要です。
あとは、スマホの充電器やモバイルバッテリーもバッテリー切れは困るので必須と言えるでしょう。

加えて、バイクのメンテナンスツールや応急修理セットも重要です。
長距離のツーリングでは、予期しないトラブルが起こる可能性がありますので、基本的な工具セットは持っておくべきです。

1泊2日以上のツーリングで必要なもの

1泊2日以上のバイクツーリングの場合、数日間を快適に過ごそうと思うと、持っていくべきアイテムは以下のようになります。
まず非常用のアイテムとして懐中電灯やマルチツール、ファーストエイドキットは必須で、万一の状況や夜間の対応に役立ちます。
特にファーストエイドキットは、小さな傷や怪我に対処するために必須です。

さらに、水分補給のためのウォーターボトルや飲み物、非常食も持って行ったほうがよいでしょう。
夜は宿に泊まることが決まっているとしても、長時間の走行には水分と栄養補給が不可欠ですし、ツーリング中の体力維持に役立ちます。
休憩時や非常時に備えて、エネルギーバーなどの軽食を携行するとなおよいでしょう。

雨など突然の気候変化に対応するために、レインウェアや防寒着も用意することをおすすめします。
レインウェアはコンパクトに収納できるものを選ぶとスペースを取りません。
紙の地図やガイドブックも役立ちます。
電子機器が故障した場合のバックアップとして持っていると安心です。

最後に、リフレッシュのためのアイテムもあると何かと重宝します。
たとえばリラックス効果のあるアロマオイルや眼精疲労を和らげる目薬などで、長時間のライディングで疲れた体を癒やすのに役立ちます。
あとは、自分の趣味や興味に合わせたアイテムを持っていきましょう。
読書好きなら電子書籍リーダーや、写真撮影が趣味ならコンパクトな三脚やカメラレンズなどで、旅の楽しみが広がります。