寝袋

バイクツーリング中、やむを得ず野宿をしないといけなくなりました。
もともとはキャンプをするためにキャンプ場へ向かっていました。ですが、予約をせずにいったため、キャンプ場についたころにはチェックインの時間が過ぎていて宿泊できない事態に…。そのため、野宿ということになったのです。

野宿をする前に

野宿をすることが決まったら、軽く食事をとっておきましょう。近くにコンビニがあれば食糧調達をしておきます。大きな駐車場があるコンビニでしたら、事情を説明し一晩休んでよいか聞いてみるのもありです。

野宿で注意しておきたいこと

バイクツーリングだけではなく、自転車や徒歩で旅する人で野宿をすることがそれなりにあります。ただし、野宿は公に認められた宿泊形態ではありません。
野宿をする場合は付近の住民を怖がらせるようなことがないように意識して行動してください。

野宿できる時間帯は夜、周囲が静まった時間から日の出までがマナーです。日の出前に起床して出発できるようにしてください。寝る時間が遅かった場合、無理せず休憩をはさみながら安全第一で走りましょう。

野宿する場所の探し方

野宿をする場所を探すには以下の3点を覚えておいてください。

  1. 付近の住民に迷惑をかけない
  2. 危険ではない
  3. 法律上、問題ない場所

場所探しでは、1番、3番に該当する私有地と思われる場所は避けてください。もちろん、許可が取れるようであれば問題ありません。
意外に知られていないですが山には必ず所有者がいるため、無断で野宿するのはやめてください。動画サイトには山中で野宿している動画をアップロードしている人もいますが、所有者から許可をとって撮影しています。
2番については深夜に人が集まる場所や野生動物に遭遇しそうな場所は避けたほうが無難です。

用意しておいたほうがいいこと

野宿をする場合、事前に家族や友人に連絡をしておきましょう。もしものときに備えておくことも必要です。

野宿をする場合、テントや寝袋などキャンプ道具があれば便利ですが、すぐに撤収できるように必要最小限に抑えましょう。最低限、マットと寝袋があれば、寝て起きるのに手間がかかりません。雨が降ったり寒さを感じたりした場合、防水マットがあれば雨風をしのげる簡易的な屋根がつくれます。
また、ヘッドランプがあると両手が使えて、ランタン代わりにもなるので便利です。
野宿をしたことがわからないように後片付けはしっかり行うこと。ゴミを残すのは言語道断です。ゴミ袋を用意しておき、もち帰るようにしましょう。