水と緑に囲まれたシアトル。エメラルド・シティーの愛称で知られるワシントン最大の都市です。
夏は涼しく台風や竜巻もなく過ごしやすい気候です。冬は雪がめったに降ることはありませんが、霧雨が何日も続きます。しかし、この雨のおかげで美しい自然に恵まれた街となっています。
シアトルについて
シアトルはカナダとの国境に近いアメリカ北西部にある西海岸の都市で、近年はアマゾン.コムやマイクロソフトといった多くのIT関連企業が集まる街でもあります。アメリカのWalletHub調べによると2019年度の住みやすい大都市ランキングで3位に選ばれる住みやすい街です。
しかし、天気が残念な都市ランキングでも1位をとっているほど夏以外は雨が多いため、天気が悪すぎて仕事を辞める人もいるほどです。
西海岸に面していることから、新鮮な海産物を味わえます。とくにクラムチャウダーがおすすめです。
シアトルは日本から1番近いアメリカの都市であるため、日本人が多く住んでいます。日本食を扱うレストランや100円均一のダイソーなどもあるので、日本食を持ってくる必要がありません。
さらにシアトルの郊外にはアメリカ椿大神社があるため、アメリカに住みながら日本の行事ができます。
フレモントサンデーマーケットへ
シアトルの人々は食に対するこだわりが強く、良いものにお金をかける印象を受けます。
そこで、紹介したいのが毎週日曜日に開催されるフレモントサンデーマーケットです。ファーマーズマーケットと蚤の市が同時に開催されていて、見ごたえがあります。このフレモントにはGoogleのシアトル支社があり、この支社を道で挟んだところで開催されています。フレモントサンデーマーケットにはオーガニックのパンやお菓子、とれたてのハチミツなど、食に対するこだわりの強いシアトルの人たち好みのものが並びます。
蚤の市というように、服飾雑貨やアクセサリー、ハンドメイドのアートまで様々なものが並び、見るだけでも楽しくなってくるでしょう。
シアトルからポートランドへ
シアトルからオレゴン州のポートランドまで高速道路で174マイル(278km)あります。僕は車ではなくアムトラックという電車で行きました。
アメリカは日本と違って国土が広すぎるぶん、飛行機を利用する人が多いため、鉄道があまり発達していません。そのためか、だいぶゆっくりのペースでした。その分、運賃は安く28ドルほどで行くことができます。
ポートランドはシアトルに比べると落ち着いた印象を受けました。シアトルと同様住みやすい街としても知られ、交通網が発達しています。
車なしでも生活できる自転車の街ということで、レンタル自転車がいたるところにあり、自転車のオブジェもありました。