まずは安全対策をしっかりと

愛犬とのドライブは飼い主にとっては楽しい時間ですが、犬にも楽しんでもらうためには車内での安全対策が非常に重要です。
車の中は予期しない状況が発生しやすく、愛犬が安全かつ快適に過ごすためには周到な準備が必要です。

まず、犬が車内で自由に動き回らないようにしましょう。
突然動かれると運転の妨げになりますし、それだけでなく、急ブレーキや事故の際に犬が怪我をするリスクがあります。
そのため、犬を安全に保持するための専用の安全ベルトやカーハーネスを使用するのがおすすめです。
専用グッズなら、犬をシートに固定して安全を確保しながらもある程度の動きができるようになっています。

また、犬専用のカーシートも有効です。
犬を安全に固定しながら、快適な空間を提供します。
特に長時間のドライブの際には、犬がリラックスして過ごせる環境を作ることが大切です。

犬が窓から身を乗り出さないようにするには、窓ロック機能を活用しましょう。
犬が窓から飛び出すようなことがあっては非常に危険です。

なお、車内の温度にも注意を払う必要があります。
特に夏場は車内が高温になりやすいため、十分な換気と適切な温度管理が必要です。
犬は熱中症になりやすいため、自分は大丈夫と思う暑さでも冷房を利用し、車内を快適な温度に保ちましょう。

愛犬とのドライブは、安全対策をしっかりしていれば楽しくも安心な時間になります。
愛犬の安全を第一に考え、しっかり準備して注意を払うことが愛犬とのドライブを楽しむ際に前提として持っておきたい意識です。

犬は基本的に後部座席

犬を乗せるのは、後部座席が基本です。
たまに助手席に乗せている人を見かけますが、犬が前席にいると突然動いたりして運転の妨げになるリスクがあります。
後部座席ならば運転中の安全性を高めるだけでなく、犬にも十分なスペースを確保できます。

先にも述べましたが、犬を後部座席に乗せるときには、カーハーネスや専用シートベルト、もしくはトラベルキャリーなどを使いましょう。
犬がシートから飛び出すことを防ぎ、万一の際の怪我のリスクを軽減します。
また、犬がリラックスしやすい環境を作るために、愛犬のお気に入りのおもちゃや毛布を持っていくのもおすすめです。

大型犬の場合、車種によっては後部座席では狭いこともあります。
荷室がフラットになるSUVやワゴンタイプの車ならば、荷室に適切なケージなどを設置すれば犬が安全かつ快適に過ごせるでしょう。
人も一緒に犬と後部座席に乗る場合は、犬の安全を確保しつつ、人のスペースも考慮する必要があります。
犬用のカーシートや安全ハーネスを使用して、犬が一定のエリア内に留まるようにすると効果的です。

どのような場合でも、犬のサイズや車の種類を考慮して、最も安全で快適な方法を選択しましょう。
そうすることで、初めて安心して愛犬とのドライブを楽しめます。